頭髪がもっとも伸びる時間は何時ころか


 頭髪は本数からいうとふつうの人が平均10万本、多い人で14万本、少ない人で8万本と、その差は6万本もあります。これが、だいたい2年から6年の周期で生えかわっていきます。また、毛の太さもそれぞれ違います。

 髪の伸びる速度は毎日0.3〜0.5ミリ伸びつづけ、1カ月で1センチ弱。1年で約12センチ伸びる計算になります。伸びる時間は夜よりも日中。しかも、午前10時〜午前12時の間がいちばん伸び、季節では5〜6月ころがもっともよく伸びます。草花のようです。年齢別では、16〜24歳がピーク、65歳になると伸び方は鈍化します。

 また、髪をぬらすと1.5倍も伸びます。力は、といいますと、健康な髪1本で150〜200グラムのものを持ち上げる力を持っています。これを計算根拠にしますと、10万本ある人は1人の髪で、15トンの重さを支えられることになります。

 よくサーカスなどで空中に張ったバーに髪の毛を固定させ、ぐるぐる回るのを見ます。切れはしないかとびくびくしたものですが、よく考えればただ自分の体重を支えているだけ。回転する技は別として、重量的にはけっしてハードなものではありません。

 また、地方に行きますと、何人もの女性の頭髪をよった綱が、お寺などに奉納されているのを見ます。由来を聞くと、はじめて寺を建てる時に重い建材を引くため、女性たちがこぞって黒髪を切ったといいます。ことわざにも「黒髪象をつなぐ」とあるくらいです。別の解釈もありますが、それはど髪の毛は強靱なものなのです。

前ページ | バックナンバー | 次ページ


ホーム雑学歴史雑学大賞雑学出版賞会則リンク集