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ブリは成長するにつれて呼び名が変わるため、出世魚といわれます。体長15〜25センチのを関西ではツバス(関東ではワカシ)、30〜50センチのをハマチ(イナダ)、60〜70センチのをメジロ(ワラサ)、80センチ以上のは全国どこでもブリといっています。
ハマチは昭和40年(1965)ころからやたらと出回りだしました。これはツバス以前の稚魚であるモジャコを養雅たもので、じつは昭和の初めに香川県は鳴門海峡の近くで試みられたのがルーツだそうです。戦後の水産物養殖ブームの波に乗り、いまや重要な産業に発展しています。
ハマチというのは、もともとはブリの青年期の関西での名称だったのに、いつの間にか「独立した魚」のようになってしまい、天然もの=イナダ、養頼もの=ハマチと思っている向きさえあるようです。
モジャコをハマチに太らせるのに、1キロ当たりイワシやサンマの魚肉が8キロも必要とされます。15万トンのハマチを養植するには120万トンもの、ほかの魚と成長剤や抗生物質が消費されるわけで、まさに"海のブロイラー"といった観があります。
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