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「けっこうな料理でございました」と、客に礼をいわれれば、料理人として大満足です。なにがけっこうかといえば、料と理の意味がわかっているからです。
料は米と斗からなる字ですが、米は穀物のこと、斗はますのことで、量る、という意味があります。したがって、広い意味で料は計量するということになります。料金を計算するなども「量る」です。
理のほうは、王と里で構成されていますが、里には「離れる」という意味があります。つまり、「料理」は食べ物、穀物を原形から分離するということになります。したがって、うまくておいしいけっこうな料理といえば、じゅうぶんに手を入れた食べ物ということになるわけです。
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