七福神の出身地はどこだろうか


 七福神オールメンバーをあげるのはあとにして、七福神信仰が江戸初期からあったのは確かなようです。元日と2日に、宝船に七福神が乗った絵を宝船売りが売り歩きました。この絵を正月2日に枕の下に入れて寝ると、めでたい初夢を見ると信じられて、この夜、見る縁起のいい夢が、一富士・二鷹・三茄子。

 ところで、あなたは七福神をご存じでしょうか。恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋、寿老人、福禄寿。

 以上が七福神ですが、この7人の神の出身地をご存じですか。恵比寿が日本(神道)、大黒天・毘沙門天の2神がインド(仏教)、弁財天が同じくインド(ヒンドゥー)、布袋・寿老人・福禄寿の3神は中国(道教)なのです。

 これは意外、と思われた方も多いのでは。日本の俗信はインターナショナルでボーダレスなのです。もしかして、肩に釣り竿、鯛をかかえ、狩衣姿の恵比寿も「外国人」かもしれません。

 キリストとかムハマンドとかアラーとか、唯一神教と原理主義は自分の信仰以外をすべて排除し、紛争を生みつづけて数千年。

 日本の恵比寿だけで、よその国の神々をも敬う七福神信仰は、きわめて国際協調的です。21世紀の外交は多神教が導くのではないでしょうか。

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