人は何人まで子どもをつくれるだろうか<雑学倶楽部>



人は何人まで子どもをつくれるだろうか<雑学倶楽部>

その場がど~んともりあがる雑学の本
相手をリラックスさせる雑学<第2章>

少子出産の時代になってみると、子だくさんのころがなつかしくなるものです。

人間はいったい何人の子どもを産めるか、あるいは生ませられるのでしょうか。

産科、婦人科の珍記録を集めた本によれば、1人の女性が69人を産んでいるそうです。19世紀に生きたモスクワの農家の女性。27回妊娠して、四つ子を4回、三つ子を7回、双生児を16回産んだというからすごい。ご本人に敬服するのは当然として、これだけ妻に産ませて、妻子を養っていた夫も強者といえましょう。

この夫はワシリイさんというのですが、さらにびっくりするのは、69人産んだ最初の妻が亡くなると、たちまち再婚し、さらに18人産ませていることです。つまり、ワシリイさんは生涯87人の子どもをつくったわけで、むろん、男が産ませた世界記録でもあります。その精力、タネ馬ぶりに脱帽!

日本のタネ馬としては、やはり将軍家に候補がいました。11代将軍、徳川家斉。14歳で将軍となり、69歳で死んだ彼の実子は54人。産んだのは21人の側室(お妾)でした。島津家から嫁いだ正妻を嫌うあまり、身分の低い娘ばかりを愛人にしたそうです。

将軍の子が多くて迷惑したのは、当時の地方藩主たち。次々と将軍の産ませた子どもを養子などに押しつけられ、イヤイヤいただかざるを得なかったとか。

「講談社+α文庫」所収

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